2006-01-01から1年間の記事一覧

教育の市場化

アップル マイケル W.「市場と測定 : 教育における監査文化・商品化・階級戦略」『教育社会学研究』No.78(20060531)のなかで次のように指摘する。

一年を振り返って

今年は、 われらは、さきに、日本国憲法 を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。 ということを強く意識した年だった。 今年は「…

こんな寝言が正論とは

教育再生は現場の総入れ替えで

逃げたマスコミの典型例

教育基本法「改正」反対の意外な面々 何で今になってこういう記事を書くかね。もう少し早く書くべきなのに。すでに朝日新聞は批判されているけど、こういうのは教育基本法の問題から逃げたマスコミの典型例だ。

どっちもどっちだ

日教組、あの手この手 教育基本法審議で想定問答集 日本教職員組合(日教組)が11月下旬、民主党の参院議員らに、教育基本法改正案審議に向けた想定問答集を配布し、質疑での活用を呼びかけていたことが25日、分かった。問答集は日教組の森越康雄委員長…

教育基本法改正で変わったもの

「襟を正して信頼回復を」 教育長会議で文科次官

寝言はお一人で

「教育再生」への提言/花岡信昭(ジャーナリスト)

難解になった教育基本法

今日の視角 分裂の「とともに、」

教育再生会議が官僚を使い切れていないだけ

【主張】教育再生会議 ゆとり教育是正なぜ削る

ダメ人間収容施設をつくるのかな

「教育再生」への三つの提言/山田英雄(CPP 財団法人 公共政策調査会理事長)

教育は金になるし、票にもなる

優れた政治家の輩出は教育再生から/三浦博史(日本マナー・プロトコール協会専務理事)

どうでもいいことだど

安倍首相『美しい国へ』 米中韓台で発売へ 安倍晋三首相が自身の国家観や政策を海外にアピールするため、7月に発刊された著書『美しい国へ』(文春新書)の海外版の出版を計画している。来春に米国、中国、韓国、台湾で発売するという。 文芸春秋によると、…

この日を境に

先日の報道によれば、12月22日は改正教育基本法が公布され即日施行される日となっている。 この日を境にして何が変わるのか。何が起こるのか。きちんと記憶や記録に留めておかなければいけない。そして、それと同時に起きてはいけないことを起こさない。変え…

教育再生会議の即時解散を提案する

教育再生会議の第1次報告案に、委員から不満の声相次ぐ 教育再生会議、素案に批判続出…運営委に差し戻し 教育再生会議:素案提示も、委員から不満続出 教育再生会議:素案了承見送り 与党への譲歩に委員反発 授業時間増などが柱 教育再生会議第一次報告

ただの誤解かそれとも意図的なものか

「教育再生 民間タウンミーティングin宇都宮」の内容紹介(その1)

アンラーン(学び捨て)ということ

ISBN:4768479170:detail

寝言みたいなことを言う

[教育基本法改正]「さらなる国民論議の契機に」

最近読み始めた本

ISBN:4768479170:detail 買ったばかりでまだきちんと読んでいない。以前、KOYASUさんのブログで新しい本を出すというエントリーを読んで、面白そうだと思って出版されるのを待っていたもの。

厳罰化はうまくいかない

中野良顕「アメリカのゼロトレランスと開発的な生徒指導」『指導と評価』12月号2006年のなかで、ゼロトレランスについて「全米学校心理士協会」が指摘したことを紹介している。それが以下の8項目だ。

教育基本法改正案参議院特委本会議の採決について

参議院特委本会議での教育基本法改正案の強行採決という愚行は、これからも決して忘れることはない。 アメリカ占領下であった現行教育基本法の質疑と今回の衆参の質疑とを比較してもらいたい。ぜひ、帝国議会の議事録を読んでいただきたいのだが、当時の方が…

愚民化する教員たち

左巻健男氏がここで指摘されていることはとても重要なことだと思う。ぜひ読んでいただきたい。先日ここで批判した、愛国心を育てるという授業も左巻氏が指摘するのと同じ問題を抱えている。 教員の愚民化は、今後ますます進行していくだろう。なぜなら、教員…

不思議な言葉

高校履修不足:「03年度から」44% 指導要領改定きっかけ 教育界で流行する不思議な言葉、それは「ゆとり教育のせいだ」というもの。そう言ってしまえば、問題も責任もみんなあやふやになってしまう。 文科省の調査で2003年度から未履修が急増するのだと…

恣意的な解釈とそれを擁護するマスコミ

【主張】履修問題 都立高改革の火は消すな

アンディ・ハーグリーブズの主張

ISBN:4788507331:detail アンディ・ハーグリーブズ(西躰容子訳) 「二十一世紀に向けてのティーチングの社会学―教室・同僚・コミュニティと社会変化」からの引用。 世紀の変わり目を前にして、多くの改革案が、ティーチングを標準化し、その技術的局面を強…

教育基本法改正反対(誰かに言われたから反対なんじゃない)

こういうことは、書く必要はないことだと思うのですが、誤解を招くといけないので少し書いておきます。例えば、「日教組というスケープゴート」というようなことを書いています。しかし、私は日教組の擁護を目的としてこのような記事を書いてはいません。ま…

教育基本法を改正する必要があるか

ISBN:4022731141:detail以下引用。 杉田 改憲論者はよく、環境権などを持ち出して、「この権利がないじゃないか」と言いますね。「いまの規定では不十分だ。立憲主義の観点からも、新しい権利を書き足すべきだ」と。 長谷部 環境権やプライバシーの権利がよ…

大田直子氏の陳述意見

教育基本法に関する特別委員会会議録 長野地方公聴会速記録 平成十八年十二月四日より抜粋 まず、政府から出されている法案についての意見ですけれども、現在、日本の教育制度が多くの点で批判されていること、多くの人が教育改革を望んでいるということは事…

署名の呼びかけ

遅ればせながら、ご賛同いただける方は是非署名をお願いします。 「【アピール】公述人・参考人として教育基本法案の徹底審議を求めます」への市民緊急賛同署名を始めます 西原博史(早稲田大学教授) 廣田照幸(日本大学教授) 藤田英典(国際基督教大学教…

何となく感じる違和感

いじめなくすオレンジリボン・キャンペーン 千葉の中学 この記事を読みながら、 ISBN:4130530704:detail のなかで藤田英典氏が次のように述べているのを思い出した。 <生活共同体>が特定の成員を排除することなしに展開するための必要条件は、協同性ではな…

教育委員会を形作ったものは

【主張】教委の体質 遅すぎる教壇からの排除 こうやって批判されるような教育委員会制度を形作ったのは、教育基本法でもなければアメリカの陰謀でもない。また、教職員組合でもない。教育委員会が現在のようになったのは、教育委員会法の廃止、その後の地教…