どうでもいいことだど
安倍晋三首相が自身の国家観や政策を海外にアピールするため、7月に発刊された著書『美しい国へ』(文春新書)の海外版の出版を計画している。来春に米国、中国、韓国、台湾で発売するという。
文芸春秋によると、同書は発刊以降、外国の出版社から翻訳依頼が相次いでおり、9月の首相就任後に海外版発行を計画、翻訳作業を進めている。「『美しい国へ』は一部の国で独自に翻訳され読まれており、誤解を受けている面もある」(政府関係者)ため、正しい翻訳で首相の真意を伝えたいという。
「美しい国へ」は自らの生い立ちや、国と教育への思いをつづり、51万部のベストセラーとなっている。
どうでもいいことと言えばそうだけど、たまにはこんなことも。
以前、安倍氏の著書を読んだで少し指摘したが、安倍氏の著書の教育に関する部分には、間違いが多い。その間違いをきちんと訂正しないまま翻訳されて海外で出版されることは、ちょっと恥ずかしいことじゃないかなと思う。教育についてあの程度の認識しかないから、あの程度の教育改革しかできないというのを海外の人にも知ってもらえる機会なのかもしれないが。
先日も書いたけれど、特にイギリスの教育改革に対する安倍首相やその周辺の方々の認識不足はどこからくるのだろうか。誰が彼らにイギリスの教育改革についてレクチャーしたんだろうか。そういうことも少し気になる。