2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

地域の独自性や自主性を取り戻せばいいじゃない

全国学力テスト:知事、抽出調査化に疑問 県独自の再開を示唆 /鳥取 鳥取の平井伸治知事には,ぜひ [asin:4750325201:detail] を読んでもらいたい。特に「犬山の子どもは犬山で育てる」という言葉の意味をよく考えてもらいたいと思う。 全国学力テストは,…

教員免許更新制の必要性はどこにあるのか

【解答乱麻】教育評論家・石井昌浩 教員免許更新制の存続を 石井氏のこの論文を読んで教員免許更新制がやっぱり必要だねとは全く思わない。石井氏が述べているのは,教師が機会を捉えて学ぶことの重要性であって教員免許更新制の必要性ではないからだ。教師…

全国学力テストへのマスコミの無理解

全国学力テスト 性急な見直しは禍根を残す(10月18日付・読売社説) 産経新聞も読売新聞も全国学力テストについてあまりにも無知で無理解なのではないか。 まず,両者に共通しているのは日教組という言葉を持ち出し,合理的な判断をしなくなるところだ。日教…

全国学力テストは戦略をきちんと持ってやるべき

学力テスト4割抽出に=県別傾向探る?文科省 全国学力テスト:抽出40% 費用30億円に圧縮??文科省調整 学力テストは40%抽出で 文科省が全員参加を変更 毎日新聞の記事が一番詳しいのでそれを残しておきたい。http://mainichi.jp/life/edu/archive/news…

学力テスト縮小 不安なのは全国学力テストへの無理解と誤解だ

【主張】学力テスト縮小 不安な日教組寄りの転換 この社説にはデタラメがたくさん盛り込まれている。 抽出方式の学力調査はこれまでも行われている。専門家も指摘するように抽出方式では参加しない学校、児童生徒は課題が分からず、意欲も削(そ)がれる。学…

悉皆の全国学力テストはこんなデタラメをならべても維持すべきだろうか

全国学力テスト 40年前にも日教組の反対で抽出に この記事の最後の方にある梶田叡一氏のコメントは,専門家である方のコメントだとは思えない。梶田氏は, 「全員では子供一人一人の学力や弱点についての情報が学校や本人にフィードバックされるが、抽出で…

全国学力テストという競争のための道具

学テ、全員方式は中止へ=15日までに大枠?川端文科相 全国学力テストは競争のための道具でしかない。教育政策の立案や実施において必要な調査ではない。抽出調査では競争できないから意味がないという恐ろしくおかしな意見がはびこっている。 OECDのPISAやア…

きちんと区別すること

抽出方式、来年度にも=全国学力テスト?文科副大臣が方針 全国学力テストは誰のために必要なのか。国か自治体か,学校か個々の子どもか,それをきちんと区別して考えるべきだ。全国学力テストは民間の全国模試とは違う。そういうことさえ区別せずに抽出調査…

評価できないものが評価できるというおかしな話

鳥取県教委が控訴見送り=学力テスト開示判決受け入れ 学テ学校別結果の開示認める=「国の実施に支障ない」?鳥取地裁 これらの記事に寄せられているコメントに,全国学力テストの結果で学校や教師の評価が可能であるかのように捉え,それを開示しないのは自…