2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

それって自己批判!?

中教審見直し、首相が否定 山谷補佐官の発言、即否定 山谷氏は、7日夜の水戸市での講演の質疑で、中教審教育課程部会での学習指導要領の論議について「全部過去の議事録を読み返してみたら、実はそこで議論されていなかった。生きる力が大事だとか、何とか…

本当に学力低下?

やはり国語力が…センター試験3分の2で平均点ダウン こういう記事を読んで、本当に国語力が低下しているねと信じられてしまうと怖い。センター試験は、年毎に難易などが大きく変わる試験だ。だから、平均点の低下から、学力の低下だとは言えない。また、セ…

こういう報道が偏見や誤解を生み出す

【安倍政権考】ピッチ上げる教育改革 阿比留瑠比 こういう類の報道は教育のためにはならない。自分たちの自己満足のためにしかならない定番の日教組批判はご自由にどうぞと思うのだが、 いじめ自殺の多発や、高校の必修科目未履修問題、ゆとり教育による学力…

和田秀樹氏教育再生会議を諌める

真の公教育再生どう実現するか 和田氏がこの記事の中で述べていることは、既に多くのところで批判されていることと重なるものが多い。 官房長官、文部科学大臣などが「スピード審議」を強調し、教育再生会議の第一次報告に中教審の議論が拘束されるという馬…

教育と政治の問題

松下良平「政治意識の回復と教育観の転換」『教育學研究』第67巻第1号2000年のなかで松下氏は、次のように述べている。 戦後日本(特に1950年代半ば以降)においては、「学校教育の政治からの自律」の旗印の下に、学校教育から政治的活動を排除しようとする…

何からも学ばない馬鹿げた教育改革

教委改革 文科相に是正勧告権 政府の教育再生会議(野依良治座長)は五日夜、第一分科会を都内のホテルで開き、今国会に提出予定の地方教育行政法改正案に盛り込む教育委員会制度改革の具体策を決定した。 焦点となっていた国と、都道府県教委、市町村教委と…

協力するなと言うのではなく

学力調査も協力するな、北海道教組小樽支部が文書 北海道教職員組合(北教組)の指導により、多くの教員が、道教育委員会のいじめ実態調査に協力しなかった小樽市で、昨年、市教委が中学1年生を対象に行った学力調査の際にも、教職員組合が文書で非協力を指…

田中耕太郎の教育観

昭和20年12月06日の貴族院の黒田清氏の質疑に対する田中耕太郎氏の答弁を以下、引用しておきたい。 ○政府委員(田中耕太郎君) 只今の御質問は今後の文教政策に關しまして文部省がどう云ふ根本方針を執つて居るかと云ふ御質問と承つて宜いかと思ふのでござい…

第3期中央教育審議会答申

第3期中央教育審議会答申「次代を担う自立した青少年の育成に向けて」

今こそ必要なこと

田中二郎氏が、「教育基本法の成立事情」『日本教育法学会年報』1974年のなかで、審議会について次のように述べている。長いが引用しておく。 田中 日本の各種の審議会をみていますと、一つのことをじっくり考え、十分の準備をしてきて発言するってことが非…

ウェブで見つけた広田照幸氏の論文

青少年の育成に関する有識者懇談会の第4回の会合で広田照幸氏が配布資料として出したものがあったのでリンクしておきます。「『子どもはもういない』のか?」(創文2001.1-2記事より)「現代の母親はダメになったのか−歴史からの考察」(助産婦雑誌Vol.54 No…

第4期中央教育審議会委員

中教審:第4期委員30人を任命 (新任) 岩崎洋子・滋賀県栗東市教育長 宇津木妙子・ルネサス高崎女子ソフトボール部監督 梅田昭博・日本PTA全国協議会長 岡島成行・大妻女子大教授 荻上紘一・大学評価学位授与機構教授 奥山恵美子・仙台市教育長 佐伯…