2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

教員の給与引き下げの問題

教員給与民間並みに 財政審分科会 引き下げで一致 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の財政制度分科会は二十日の会合で、地方の一般公務員に比べ優遇されている公立小中学校の教員給与について、優遇分の撤廃にとどまらず、民間企業の水準に合わせてさら…

理念もない、何もない。

教委の権限強化検討へ いじめ問題受け規制改革会議で 佐田規制改革担当相は、政府の規制改革・民間開放推進会議の草刈隆郎議長に対し、教育委員会の権限・機能の強化に向けた検討に着手するよう求めた。佐田氏は、北海道と福岡県で起きた児童・生徒のいじめ…

松野博一氏、藤村修氏へのインタビュー記事

安倍・教育改革:この人に聞く 松野博一氏/藤村修氏

アメリカだけで起きていることじゃない

休み時間の校庭鬼ごっこを禁止、米の小学校 AP通信によると、米マサチューセッツ州ボストンの南にあるアトルボロの公立ウィレット小学校が、教師の見ていない休み時間に校庭で鬼ごっこや他の追いかけっこをすることを禁じることになった。万一、けがをした…

学校の安定を取り戻すこと

筑前・いじめ自殺から1週間 悩む生徒、地域 欠席続出、祭り中止 住民有志が公開討議へ この記事のなかで、 ここにきて情報を公表しなくなった学校側に住民も不信感を募らせるなど、波紋が広がっている。 というのがある。学校が臭いものに蓋という態度をと…

渡辺美樹氏へのインタビュー記事

安倍・教育改革:この人に聞く 渡辺美樹・ワタミ社長 (追記) この記事を読んでいると、「学校残酷物語り」という見出しにした方が良いんじゃないかと思った。

マスコミの変わり身の早さ

マスコミは、教育再生会議の設置が決まった当初、http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20061012/1160602408で書いたように、期待感たっぷりの論調だった。しかし、初会合後には一転して以下のような論調に変わった。 教育再生会議スタート…「脱文科省」困難? 教…

義家弘介氏へのインタビュー記事

安倍・教育改革:この人に聞く 義家弘介・教育再生会議担当室長

保利氏起用で何か変わるのかな

与党教育協議会に保利氏起用 自民党の中川秀直、公明党の北側一雄両幹事長ら与党幹部が18日朝、都内のホテルで会談し、教育再生に関する与党協議会のメンバーに、郵政民営化関連法案に反対して無所属となった保利耕輔元文相(衆院佐賀3区)を起用すること…

教育再生会議の透明性

いくつかの記事にさらっと書かれていて、マスコミは全く問題視していないが、教育再生会議は非公開で後で議事録だけが公開されるだけだという。中央教育審議会は、特別な事由が無い限り、マスコミには審議を公開しているはずだ。それと比較すると教育再生会…

記事から見えてくるもの

教育再生 現場も期待 この記事を読むと様々なものが見えてくる。 学力低下の背景を探るため、今年5月、生活習慣と学力の相関関係を調査した山口県山陽小野田市。調査の結果、就寝が午後8〜9時で、朝食を毎日食べ、テレビの視聴時間が短いほど、子供は実力…

教育再生井戸端会議は名称を変更しました

首相、教員免許更新制に意欲 教育再生会議が初会合 あいさつで首相は、「規範意識や情操を身につけた『美しい人づくり』のための方策」「地域ぐるみの教育再生の方策」の議論も求めたが、最初に教員免許更新制などを掲げた。 安倍首相は、 「規範意識や情操…

こういう人が今こそ必要

文科省:「異色官僚」寺脇研さんが勇退 寺脇氏が文部科学省を去るという。寺脇氏は、いわゆる「ゆとり教育」の旗振り役、広報マンを自認してマスコミで教育について語った。そのために様々な批判も受けた。 今回は、寺脇氏が主張したことの是非は横に置いて…

いじめの問題について

毎日新聞の社説「教師のいじめ 子供たちを絶望させるな」と朝日新聞の社説「いじめ自殺 子どもの叫びを聴け」を読みながら、色々なことを考える。 いじめの問題は、これまでの歴史と構造など総合的に見ないとなぜこうなったかというのは見えてこない。だけど…

これを責任回避だと言う理由

いじめ自殺、緊急調査 全小中高対象に…文科省 こういうのを責任回避となぜ言うか。それは、調査を行うということで、自分たちはこの問題について取り組んでいるんだというアピールになり、文科省は何をやっているんだという批判を回避できること。 文科省は…

教育における中間組織(教育委員会)の改革をめぐって

「教育の最終責任、教委より国」 官房副長官が提言 下村博文官房副長官は16日、自民党本部で開かれた教育問題のシンポジウムで、教育政策の運営主体について「文部科学省があり、都道府県教委があり、学校の設置主体は市町村で、そして学校現場がある。四…

山谷えり子氏へのインタビュー記事

安倍・教育改革:この人に聞く 山谷えり子・教育担当補佐官

読み始めた本

ISBN:402273101X:detail

バッシングと責任回避の中で

先日もいじめの問題について少し書いた。今回の問題に関する報道などを見ていると、バッシングで埋め尽くされ、調査します、真相を究明しますという責任回避の中で、対話だとか、考えるだとかそういうことができてないように見える。 今必要なのは、お互いに…

根本的な見直しをすべき

いじめによって自殺に追い込まれた子どもたちのことが報道されている。その報道は教員や学校などへの批判が中心になっている。 こういう問題は、ずいぶん前からあるが解決できていない。なぜなら、いじめにあったり、自殺に追い込まれたりした子どもがいても…

それは自明ではない

教育に関する話題では、自明でないものが自明であるかのように語られることが多い。「皆さんもご存じの通り」とか「皆さんもお感じのように」というようなことを言ってから話し始める。それは、単に自分は知っていること、自分は感じていることをそう言うこ…

謝るということよりも

裏金「子どもたちに謝る」 岐阜県教育長、投書受け この記事について書こうと思いながら今まで放置。 鬼頭教育長は一般質問の答弁で、8月27日付朝日新聞「声」欄(名古屋本社)に掲載された女子中学生の文章を紹介。「学校を管理する教育委員会の不祥事に…

思考表現スタイルの違い

ベネッセの『BERD』第6号、渡辺雅子「日米仏の思考表現スタイルを比較する」を読んだ。色々考えたこともあるのだけれど、時間がないので後で追記します。(追記) 渡辺氏は、思考表現スタイルを 一言でいうならば、「コミュニケーションの基本となる型」です…

第二中教審の設置か?

教育再生会議:教員免許制度など、分科会設置し議論 政府は13日、安倍晋三首相の私的諮問機関、教育再生会議の下部組織として「教員免許の更新制度」「全国的な学力調査」の2テーマを議論する分科会を設置する方針を固めた。来年3月にまとめる中間報告で…

言うは易し 現実は苦し

親の関心、学力伸ばす…小中学生調査 研究者は「子供の学力を伸ばすにはまず親が関心を示す必要がある」と指摘。子供との触れ合いを保護者に訴える自治体もある。 先月22、23日、大阪府柏原市で開かれた日本教育社会学会。山崎博敏・広島大教授らの研究グ…

マスコミは一体何を見ているのか

[教育再生会議]「『官製改革』の殻破る提言を」 社説:教育再生会議 徹底公開して国民的論議に 【主張】教育再生会議 抜本改革で脱戦後めざせ 社説2 教育再生会議は斬新な提言を(10/12) 読売新聞の社説では、 大枠を決めて方向性を打ち出すのが再生会議、…

教育基本法を理解をしてもらうために

教育基本法改悪反対。などというようなアピール文はよく見かける。しかし、教育基本法について理解を深めてもらうために、多くの人に教育基本法に関する資料などを配付したり、解説したりというとりくみは散発的に行われていて、多くの人の目に触れるような…

教育基本法に関する議論を行う人たちの真の姿とは

ISBN:4873808499:detail この本の第2章 中教審はどう審議したかの中で市川氏は、「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」という答申を出すまでの審議の過程について書いている。 それを読めば、中教審の議論が教育基本法に…

誤解と偏見

[5] 悪習や惰性を捨て、新しい発想で教育再生を!/屋山太郎(政治評論家) 屋山氏の主張には誤解と偏見とが満ちている。いくつか指摘しておきたい。 国民的な道義の退廃、学力の衰退は数字にも現れている。親の子殺し、子供の親殺しなどが多発する現象を見…

そんな暇があったら別のことに費やそうよ

教育再生会議の設置が閣議決定されたようだ。 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200610100079.html http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061010AT3S1000P10102006.html http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061010i505.htm?from=main5 http://www.t…