2007-06-02から1日間の記事一覧

教科書がないと教えられないという馬鹿げた発想

【主張】教育再生会議 評価したい徳育の教科化 徳育の教科化については、一部から異論があったが、土曜授業の活用など「ゆとり教育」見直しの具体策とともに提言の柱になった。 小中学校で週1時間ある「道徳の時間」は、思いやりや生き方などを考える貴重な…

子どものコップ

灯し続けることば作者: 大村はま出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/06/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (10件) を見るから引用。 子どもがコップを持って、自分の身体を養う物を飲むとします。教師はそのコップに栄養のある…

「ゆとり教育」の見直し、脱却の意味するもの

教育再生会議が第二次報告で週五日制の事実上の廃止や、授業時数の増加を打ち出したことで、「ゆとり教育の見直し」「ゆとり教育からの脱却」だと言われている。 「ゆとり教育の見直し」や「ゆとり教育からの脱却」は、http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070…

教師を「現場で育てる」という視点の無い改革

『教育』2006年4月号の扉の言葉からの引用。 私たちは、教師が育つ場所の一つは教室と学校である、と思っている。学校の外にある研修機関や自主的な学びの場はもちろん大切な成長の機会である。しかし、実践的問題が不断に生起する教室と学校でこそ成長した…