2007-04-25から1日間の記事一覧

学びひたり 教えひたろう

優劣のかなたに 全国学力テストについて書きながら、大村はまさんのこの詩を何度も頭の中で思い浮かべている。

自分たちこそ当事者であるということ

全国学力テスト:不参加の犬山市 親たち不満の声も 市教委、来年度も続行? /愛知 全国の小学6年生と中学3年生233万人が24日、一斉に臨んだ学力テスト。唯一、自治体として不参加を決めた犬山市では、子どもたちはいつも通りの学校の1日を終えた。…

教育行政は評価できない。だから、変わらない。

全国学力テストは、教育行政を評価しない。評価することを期待されていない。現場=教育行政と勘違いしている。だから、全国学力テストで変わらなければいけないのは、現場だと考えられている。教育行政=評価者。教育行政=教育改革。教育行政は評価はして…

全国学力テストの意味は何か

学力テストに得点と他人との比較を期待するなら、民間業者の実施する全国規模の学力テストを受ければいい。 生活習慣と学力との相関関係を知りたいなら、小規模の学力テストで構わない。 他地域との比較がしたければ、学力テストを合同実施するか、データの…

データって本当に無いの?

例えば、「教育課程実施状況調査」1981年から実施されている。これは、データではないのかな。他にも調査の実施主体や規模などは異なるが、様々な形で教育に関するデータは収集され、蓄積されてきている。 これまで、そういうデータを政策に結び付けてこなか…

平常授業。いいじゃない。

不参加の犬山市は平常授業 全国学力テスト 犬山市教委の判断については何度も繰り返し書いているように、きちんとした説明をして、みんなして議論していけばいい。 犬山市立の学校に子どもを通わせている親や子どもは不安だろうなと思う。その理由は、不参加…

子どもはよく見ている

高校生意欲調査:「出世意欲」、日本は断トツ最下位 日本の高校生は米中韓の高校生よりも「出世意欲」が低いことが、財団法人「日本青少年研究所」(千石保理事長)の「高校生の意欲に関する調査−日米中韓の比較」で分かった。「将来就きたい職業」では、公…