見捨てられた存在

 教育は構造改革において聖域ではなくなった。そして、見捨てられた存在になった。
 教育は高コストだとして、様々なところでコスト削減が求められる。そのコスト削減がどういう結果をもたらすかは別として。
 教育は問題が山積しているとして、様々な改革が求められている。その改革がどういう結果をもたらすかは別として。
 歳出削減では手っ取り早く削減できる対象として、教育改革では手っ取り早く政治家がポイントを稼げる対象として。
 教育は見捨てられた存在になった。