2006-11-09から1日間の記事一覧

教育委員会法について

1948年に文部省が出した「教育委員会法のしおり」より以下引用。 これまでの地方の教育行政は、一般地方行政の一部門として行われていました。また、その責任もひとりの行政官に属していたのです。過去の姿をふりかえってみると、この制度のもとで地方の教育…

教育基本法特別委員会参考人質疑

教育基本法特別委員会参考人質疑をネットで傍聴中。参考人に対する質疑と言うけれど、自分たちに都合の悪い発言をするような参考人にとの質疑応答はほとんどしないのだから議論が深まるはずもない。 藤田英典氏が孤軍奮闘している。もう少し発言する時間があ…

「曖昧」なものを基準にすべきではない

東京・足立区:学力テストの伸び率を予算に反映 同区教委はランク付けは撤回し、学校ごとの特色ある教育内容の申請を審査して、予算配分を決める。内藤教育長によると、区が実施する学力テストの点数の伸び率の高い学校を高く評価する。残りは校長の熱意や教…

教育基本法の脱構築か再使用か

まだきちんと考えがまとまっていないので、色々と書けないのだけど、現行の教育基本法をどうするのかという問題を今さらながら最近、考えている。 そこで何となく考えついたのが、「教育基本法を脱構築する」というのと「教育基本法を再使用(reuse)する」…

日教組が教育基本法を批判したのは矛盾しない

ここで、その昔、日教組が教育基本法を批判していたということが指摘されている。でもこれは、おかしいことではない。 それは、 ISBN:4788508192:detail の第9章 戦後教育と「民族」――教育学者・日教組で小熊氏が指摘していることを読むとよく分かる。 矢川…