自分たちの無為無策を責任転嫁するのは文部科学省の常套手段

【教育】国立大定員超過に罰則 文科省、運営費の返還要求へ

文部科学省は平成20年度から、定員を大幅に上回る数を入学させた国立大学に対し、交付している運営費の一部を返還させるペナルティーを科すことを決めた。文科省は「定員を守ることで教育の質を維持するため」と説明するが、背景には18歳人口の減少で学生集めに四苦八苦している私大への配慮もあるようだ。

 文部科学省の高等教育に対する無為無策の責任を,こうした方法で転嫁するのはおかしい。国公立・私立を含めて高等教育全体をこれからどうするのか,これまでの無為無策から派生している問題をどう解決するか,そういうことをもう少しきちんと議論していくべき。
 マスコミもこういうおかしな責任転嫁についてきちんと問題を指摘すべき。