これから読もうと考えているもの

 これからぜひ読んでみたいと考えているのは、『世界』6月号のマネジメントの観点からの教育再生研究会「教育改革の改革を――教育再生会議への7つの疑問」という論文。
 マネジメントの観点からの教育再生研究会のメンバーは、河野太郎後藤田正純上野賢一郎、橋本 岳、篠田陽介山内康一氏等。彼らの主張は、

 教育改革論議は往々にしてかみ合わず、有効性を欠いた水掛け論になりがちである。それは、科学的、実証的な分析に基づかない印象論、あるいはイデオロギー論争に陥っているからではないか? そのかみ合わない教育論議の例として教育再生会議の議論の進め方について、1.委員の人選 2.前提となる問題意識の曖昧さ 3.問題の発生原因追及の軽視 4.具体性に欠ける目標設定 5.基本方針の方向性が曖昧 6.論理の飛躍 7.教育に対する過剰な期待 以上7点の疑問をあげ、より建設的な議論のための提案を行う。

というもの。(http://www.iwanami.co.jp/sekai/2007/06/106.htmlより引用)
 こういう主張やこういう動きがもっと活発に行われればいいなと思う。また、こういうものが与党議員から出てきたことに大きな意義があると思う。
 二つ目は、
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 先日、書店で立ち読みしてなかなか面白そうだなと思った。新しい視点を提供してくれそうな本だと思う。