こういう問題で教育が果たす役割を再確認すること

高卒認定試験:刑務所や少年院でも実施 今年度から

刑務所・少年院で「高卒認定」試験実施へ、社会復帰促進で

 以前、http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070131/1170169998で、「学校は少年の非行問題についてもう一度、その役割を見直し、積極的に関わることが重要だ。学校が問題を抱える子どもを排除したり、隔離したりするのではなく、そういう子どもたちを包摂し、支援するのが学校の本来の姿だ。」ということを書いた。
 日本では、学校が本来担うべき役割、つまり、「学校とは、基本的にメリトクラティックなもので、人々のライフチャンスを高め、様々な機会を提供するという」(http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20060702/1151824888で引用したパメラ・マン氏の言葉より引用)役割が忘れられてるように思う。そして、それは学校だけでなく広い意味での「教育」の役割だとも言える。
 ぜひ、教育にはそういう役割があることを再確認していただきたい。そして、日本の教育の現状がそういう役割を果たせるものであるかどうか再点検していただきたい。