教育再生会議はなぜ非公開なのか

審議をネット中継へ 分権委、第2回会合から

 政府の地方分権改革推進委員会丹羽宇一郎委員長)は3日、委員会の審議をインターネットで生中継する方針を固めた。ネットで公開することが、国民の分権への関心や理解を高めることにつながると判断した。

 教育再生会議は、ここにあるように、「自由闊達な議論ができなくなる」というような理由で反対意見が出たという。
 教育再生会議は非公開にしないと自由闊達な議論ができないのに、なんで、地方分権改革推進委員会は公開で議論できるのだろうか。教育再生会議の審議公開に反対した委員にぜひ聞いてみたい。
 ネットで審議を中継しろというのではなく、少なくとも中教審並みの審議公開はやってもらいたい。ここによれば、官邸の意向で非公開になったという可能性も考えられる。教育の問題は、そこまでしなければ議論できないようなものではない。なぜ非公開なのだろうか。ぜひ、マスコミには非公開の理由を追求してもらいたい。