教育は彼らにとって人寄せパンダに過ぎない

 毎日新聞中教審の審議について色々と書いている。

教育関連3法:中教審、改正答申 「教委へ勧告」賛否併記

クローズアップ2007:中教審・教育3法答申 「国の関与」で迷走

教育関連3法:中教審答申 最後まで異議 スピード審議でしこり

教育関連3法:中教審答申 教委へ国関与、「勧告・指示」賛否併記 教員免許更新制に

クローズアップ2007:教育3法、改正答申 地方・国、深い溝

 中教審にしても教育再生会議にしても、選挙の際に「私たちは、改革にきちんと取り組まない人たちに代わってこんなに改革を進め、成果を挙げました。」とアピールするために利用されている。彼らにとって「教育」は選挙のための人寄せパンダに過ぎない。
 この記事に書いてあるように、首相の意向次第で中教審の答申や議論などは簡単に捨てられることになるだろう。
 教育の問題を「重要な問題」であるといいながら、議論を深めることも無く、選挙に間に合わせるために、改革の成果が偽装されていく。そういう動向に対しては待ったをかけるべきだ。