おかしな話

優秀な教員に重点配分

 「優秀な教員」(誰がどうやって認定するのか分からないが)に重点配分する。それは地方がやれば済むこと。なぜ国がしなければならないのか。おそらく人確法廃止の交換条件としてこんな馬鹿げたことが考えられているのだろう。財務省は固定的な出費が無くなって支出を抑えることができるので損はしない。また文科省は予算総額は減っても予算配分などを決める権限は残せるので大きな損はない。自分たちさえよければそれでいい。そういう勝手な考え方を「優秀な教員を優遇するため」「優秀な教員を確保するため」という口先だけの大義名分をくっつける。そして、あとは地方や現場に丸投げ。何かあったら地方や現場の責任でと。