これもまたおかしな話
国が07年度からの実施を目指す全国学力テストに犬山市が不参加の意向を示している問題を巡り、県教委は16日の県議会文教委員会で、「市の施策の方向を示したもので、不参加を表明したものではない」との見解を示した。県教委は今後、同市教委に対し、参加を促すため働きかける。
犬山市は不参加を表明したのであって単に市の施策の方針を示したのではない。この県教委の見解はおかしい。そこまでして参加を強要される必要はない。分権、現場への権限委譲などを本当に進めようと考えているならこのような見解は出さないはず。
必要がないから参加しないと言っているのに、いろいろと理由をつけたり脅したりして参加させるのは強要という。強要されて実施するテストなど最初からやらない方が良い。違うことをやろうとするとすぐにこういう手段で潰そうとする。それは何より自分たちの身の安全のためにやっているのであり、子どものためではない。