プロセスを置き去りにして結果だけを求めるのは教育にあらず

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 このような主張を見聞きするたびに思う。結果がいくら公表されようと,プロセスを軽視するなら何ら意味が無いのにと。
 結果責任を問うなら,それまでのプロセスを問わなければならない。そして,その後にどうつなげるのかを考えなければならない。
 今,この国の教育で起きていることは,結果だけを見て,やれ排除だ。やれ方針転換だと気まぐれのようなことばかり。結果だけに一喜一憂して,プロセスなんて見向きもしない。それこそ無責任体質の極み。
 テストの結果は中間点であり,プロセスの一部に過ぎない。そんなことさえテストの結果,ランキングの上下の前では吹き飛んでしまう。そんな状況こそ変えていかなければ学力テストなど何ら意味を持たない。