学ぶことの意味を見つめ直してみたらどうだろう

自分でやるより全部授業で 大学生4人に3人が回答

 http://hospitality.jugem.jp/?eid=36山本哲士氏が,

小学、中学、高校と十二年にもわたって学校化されてくると、大学生になって、学ぶ力はほとんど麻痺している。そのかわり、提示されたものはこなす力が備わっている。従属しこなすパワーにはすさまじいものがある。

と指摘している。
 小学・中学・高校と教え,教えられという関係の中でしか学ばず,それを学びだと思いこまされ。教室の中,教科書の中でしか学ばず,それを学びだと思いこまされ。学びを広く捉えることなく,学校=教育=学習のなかだけで学びが捉えられ,それが評価されている。そうしたメッセージを絶え間なく送り続けている。そんななかで育った子どもは,この記事にあるようなことがごく当たり前だと思っている。
 知識の多少や精神論でこの問題を捉えようとする人もいるけれど,学びについて少し考えてみたらと思う。学ぶことをどう捉えるか。学ぶことの意味を見つめ直してみたらと思う。