そういえば前にも同じようなことがあった

「授業減らしすぎた」中教審が異例の反省

 前にも同じようなことがあった。それがこれ。

ゆとり教育について文科相、中学生に謝罪

 こうして謝罪やら反省点を列挙するのは別に構わない。それで気が済むならそれでいいと思うから。でも,そんなことにしか結局は目が向かなくて,安易な授業時間増だとか,学習する内容の増加だとかが行われるころには興味や関心が薄れている。そうなるのが一番の問題。
 http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070913/1189615102で少し書いたけれど,「反ゆとり教育」が今の「トレンド」らしい。でも「トレンド」はまた別の「トレンド」へと移り変わっていく。だからいつかまた「反ゆとり教育」も批判され,方針転換されていく。
 さて,このトレンドがどれくらい続くのか。そしてまた大臣が謝罪したり,中教審が反省点を列挙するようなことがいつになるのか。その時には「そういえば前にも同じようなことがあった」と同じようなことを書くことになる。