学力テストについての議論を地道にやること

国学力テスト:犬山市不参加 市教委を監査請求 市議会が動議可決 /愛知

 4月に実施された全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)に、犬山市が全国で唯一参加しなかった問題で、同市定例議会は14日、市教委に対して監査請求を求める議員提案の動議を全会一致で可決した。「市教委が適正に執行したか疑義がある」とする内容で、市議会は即日、監査請求の手続きをとった。11月末までに監査結果の報告を求めている。

 これについては,http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070422/1177247408
http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070410/1176134342
http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070323/1174595586
http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070304/1172937490
http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070221/1172034804
などで繰り返し述べてきた。
 犬山市教委に対して説明不足であるとか,プロセスが明確ではないという意見があるならそれに答えて時間をとって説明を地道にやっていけばいい。
 全国学力テストの結果がもすぐ公開されるはずだ。全国学力テストが何のために実施されたのか。その目的がどれくらい達成されたのか。どのような問題が浮き彫りになるか。検証がさらに進んでいくだろう。そうしたものもふまえて犬山市全体で議論をしていけばいい。
 全国学力テストに関する議論をきちんとやることが犬山の教育にとってプラスになる。他の自治体が参加しているかしていないかは関係ない。自分たちでできること,自分たちがやりたいこと,自分たちがやるべきことをきちんと議論していけばいい。http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070410/1176134342にで取り上げた銭谷氏の

私ども、先ほど申し上げましたように、調査への参加は学校の設置者でございます市町村教育委員会の判断ではございますが、犬山市につきましては、今回の学力・学習状況調査でわかる、例えば、域内の児童生徒が必要な学力を身につけているのか、全国や県内の状況と比べてどうなのか、学習状況や生活習慣等を含めてどこに市としての課題があるのかといったようなことにつきまして、この調査を活用して把握、分析し、施策や指導の改善を図る機会を失うことになるものと考えております。

発言のようなでたらめな主張に惑わされることなく,自分たちで「教育」を議論し行ってほしい。