このような取り組みをもっと広めたい

新教育の森:公立高入学ガイドブック、全国初の5カ国語で表記 /神奈川

 日本語を母語としない生徒や保護者を対象に5カ国語で書かれた「公立高校入学のためのガイドブック」が完成し、全国で初めて県内全中学に配布された。横浜市のNGO(非政府組織)「多文化共生教育ネットワークかながわ」(多文化ネット・高橋徹代表)と県教育委員会が協力して作成。一般生徒向けの日本語の募集案内と同時期に提供する先進的な取り組みで、在県外国人生徒らの高校進学を支援する。

 このような取り組みが、他の地域でも行われるようになると良いなと思う。以前、外国籍の子どもの教育について「なぜ「日本語」なのか」でも少し書いた。こういう記事や取り組みをきっかけにして外国籍の子どもの教育の問題に目を向けてもらえれば良いなと思う。