今後の教員養成・免許制度の在り方について(答申)について

今後の教員養成・免許制度の在り方について(答申)

 この答申について少しだけ書いておきたい。この答申では、これまで教養審の審議や答申で指摘されてきた課題についてどう取り組み、どういう成果を得られたのかといったこと、評価の結果としてどういう対策が必要かということについて触れられていない。
 「免許更新講習の講習内容について(イメージ)」というのを見ると、10年ごとに講習を受けるのではなく、課題がある程度見えているなら、日常的にその課題に取り組める体制をつくる方が良いのではないかと思う。本当にそういうものが必要なのだろうか。
 本当にこういう内容で教員の資質が向上したり、教員への信頼が増すと考えているのだろうか。その場しのぎにしか見えないのだけれど。