教育行政を評価するという視点はないですか?

 以前,http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20071027/1193413957で教育行政を評価しようということを書いた。全国学力調査は行政調査であり,その目的は教育行政の評価にある。全国学力調査は個人の学力を測定するものであると勘違いされ,また,教師や学校の能力を査定するものであると誤解されている。だからこそ言いたいのだけど,なぜ教育行政を評価するという視点がないのですか?もしも,全国学力調査が教育行政を評価するものではないと言われるとしたら,では,全国学力調査の目的は何だろうか?
 全国学力調査の結果・データの公開に熱心な方たちに是非お願いしたいのは,公開されたデータを用いて教育行政を評価してほしいということ。教育行政を評価することを目的とし,莫大な予算をかけて実施されている。そのデータを目的に沿って利用してみてほしい。