投入する資源を削減し、成功させた教育改革ってあったかな

教育関連3法案:安倍首相、教員定数・予算増には慎重

 安倍晋三首相は20日、教育関連3法案が実質審議入りした衆院教育再生特別委員会で、教員の定数減を定めた昨年の行政改革推進法について「安倍内閣でも行革を進めなければいけない。ボランティアの活用や教員の質の向上にまずは取り組む」と述べ、法改正を伴う定数増や教育予算の増額には慎重な姿勢を示した。

 ボランティアという言葉はこういうとき、きつい仕事をタダでやらせるという意味で使われる。教員の質の向上という言葉は、たくさんの仕事を抱えすぎても文句を言わず黙々とこなす教員にすることを意味する。教育を支援するという視点は当然無い。
 そういえば、投入する資源を削減し、それで成功した教育改革ってあったかな。