お知らせ

 annntonioさんのブログで見つけたもの。転載します。

日本教育法学会教育基本法研究特別委員会

国会内公開研究会のお知らせ

 安倍内閣が今国会における最重要法案として位置づけている教育基本法改正案は、衆議院(特別委員会・本会議)における与党単独での強行採決の後、参議院における審議に付されています。教育基本法の改正は、いじめによる自殺など、いま教育現場で生じている様々な問題を解決するどころか、教育の場に競争と格差をもたらすことにより、子どもたちをますます深刻な状況に追いやる危険があります。「国を愛する態度を養う」ことが、学校教育のみならず家庭教育や社会教育など教育のすべての分野で求められ、教育は国家にとって都合のいい国民を作りあげるための道具と化します。また、日本国憲法と密接な関係をもつ教育基本法の改正が、憲法改正につながっていくおそれもあります。重大な岐路にある今、教育基本法改正の問題点を改めて検証する公開研究会を、法案審議の場である国会において緊急に開催いたします。多くの方々の参加を呼びかけます。

議員会館内公開研究会 未履修問題、いじめ問題と教育基本法改正

主催 日本教育法学会教育基本法研究特別委員会

日時 2006年11月27日(月)午前11時半〜午後1時半

場所 参議院議員会館第4会議室

司会 安達和志(神奈川大学) 林量俶(埼玉大学

開会の挨拶 伊藤進(明治大学名誉教授)日本教育法学会会長(予定)

報告

1 報告者未定

  「教基法10条に関する判例

2 勝野正章(東京大学) 小泉広子(桜美林大学

  「いじめ問題と文科行政−通達行政、条件の未整備、教員評価、学校評価

3 市川須美子(獨協大学) 山口和孝(埼玉大学

  「高校必修単位未履修問題と文科行政−教育課程に関する国家的基準の二重基準性」

4 世取山洋介(新潟大学) 高橋哲(東北大学大学院) 小野方資(東京大学大学院)

  「国会審議のあるべき姿と取り上げられるべき論点」

特別報告 西原博史早稲田大学)「公聴会における公述人を経験して」

閉会の挨拶 成嶋隆(新潟大学)教基法研究特別委委員長

11時から参議院議員会館の入口の階段下にて入館証を配布します。

 こういう取り組みをネットで配信できたりすると良いのになと、地方に住んでいて参加できない私は思ってしまいます。いける方はぜひご参加ください。