国定教科書への道

 学習指導要領で教科書の内容を規定し、どの教科書会社の記述もほとんど変わらない。そういう状況を強めていくようだ。それは事実上の国定教科書化。でも国定教科書とはいわない。あくまで「教科書検定」だという。教育への介入はいつもこういうやり方で行われ、自分たちは「強制」していないと逃げる。教科書検定制度は教育への介入を容易にしている。考え直すべき。そうしなければ国定教科書化はさらに進んでいく。